二度命を救われた愛猫クロ逝く

2014/01/18

悲しみで心がへし折れそうです。 
この子にはいままで二度、命を救ってもらいました。
二十年も前に私は心臓の大手術を受けました。
無理が出来ない身体になってしまった私を支えてくれるのは
夫とクロ(黒猫)でした。 まるで犬みたいに、お使いには必ず
ついて来てくれるのです。ある年に心臓発作で気を失った
私の異常をクロが人に知らせて救急車を呼んでもらいました。
あとで医師から「よく間に合った。危ないところだった」と
知らされました。 そして五年ほど前に再び心臓発作で気を
失った私をクロは髪を引っ張り、顔を手でたたいて意識を
戻させてくれました。
この子との縁も不思議だったと思いました。
その頃に住んでいた都内のマンションの廊下に若い黒猫がいて
通りがかりの住人に歯をむいて「フゥッ!」と、猫独特の威かくを
繰り返していました。私が近ずくと、よって来て手を差し出し
たらその中に入り込んできました。 そんな訳で私を選んで
くれたんだと嬉しく思い家族に迎え共に暮らして十七年間。
色んな事が、次から次へと頭の中をかけ抜けていきます。

所沢市 E.H